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4月, 2025の投稿を表示しています

欲望の中で漂う「黒い夢」

https://youtu.be/YaZUBFHhxGo ふふ…… こんな話、誰にも言えないけれど。 あなたには、こっそり教えてあげるわ。 私ね、 この年になっても、心の奥でうごめいてるの。 誰にも見せたことのない、暗くて、熱い、五つの欲望。 ひとつめ。 -支配されたいの。 強く、逆らえないほどの力で、ぐっと押さえつけられたら、きっと私は、震えながら微笑むんだと思う。 年甲斐もなく? いいえ、年を重ねたからこそ、かもしれないわね。 ふたつめ。 -壊したいの。 築き上げてきた平穏も、誰かの信頼も、たったひとつの気まぐれで、壊してしまいたくなる瞬間があるの。 心の中でだけよ……もちろん。 でも、本当は……どうかしら。 みっつめ。 -盗みたいの。 誰かの愛、誰かの視線、誰かの誇り。 「私のものにしたい」って、指先が疼くの。 欲張りな女でしょう? ふふ……わかってる。 よっつめ。 -堕ちたいの。 正しさも、品位も、理性も、全部投げ出して。 ああ…… 誰かの腕の中で、哀れな女になってしまいたい。 いけないってわかってるのに、そんな夢を、見てしまう夜があるのよ。 そして、いつつめ。 -忘れられたいの。 名前も、顔も、過去も、 ぜんぶ消して…… 誰も私を知らない場所へ、ふっと消えてしまえたら、どんなに楽だろうって。 ああ、ごめんなさいね。 こんなこと、本当は、胸の奥にしまっておくべきなのに。 ……でも、聞いてくれて、ありがとう。 今夜くらいは、私のこの、 「黒い夢」 一緒に抱いて、眠ってくれたら、嬉しいわ。 魅力的な人妻は、容姿や服装、身だしなみに気を使っており、その美しさや洗練されたスタイルが周囲から注目されることが多いです。 https://www.amazon.co.jp/shop/influencer-316d999d/list/15VY2PH15IAMC オーディオブックは耳で楽しむための素晴らしい方法です。 https://www.amazon.co.jp/shop/influencer-316d999d/list/RALYVHBJPZXO

『鍵をかけた一人の部屋で思い出すあの男の大きさ』

https://youtu.be/ACltdLEmD0k 夜が深くなるほど、   あなたの声が、輪郭を取り戻してくるの。   忘れたはずの癖、触れられた場所、囁きの温度――   なぜか、こんなにも鮮明に。 私はいま、鍵をかけた一人の部屋にいる。   誰にも、見られたくない。   この姿だけは……絶対に。 化粧も落とさず、   あなたに触れられた夜の下着を身につけたまま、   ベッドに腰を沈めて、ただ黙っているの。 ねぇ、知ってる?   心って、腐るのね。   あなたを想い続けて腐ったこの感情、   もう誰にも、見せられないほど黒いの。 それでも思い出すの。   あなたの体の重さ。   私を包む腕の、獣みたいな荒さと、   最後のキスの、あのやさしさ。 あの時、私、笑ってた?   泣いてた?   覚えてないのよ。   でも、あなたの背中の広さだけは……今でも、   目を閉じればすぐそこにある。 一人の夜は、まるで毒。   ゆっくりと、でも確実に私の中を蝕んでいく。 だけど、それでいいの。   あなただけが、私を狂わせた。   あなただけが、私を女にした。 ……明かりを消して、鍵をかけて、   私はまた、あなたの幻に抱かれる。 誰にも見せられないわ。   こんな女、もう二度と。 あの夜から、私の時間は止まってる。   何年経った? 季節がいくつ巡った?   そんなの、もうどうでもいいのよ。   カレンダーなんて破り捨てたの。 だって私の中では、まだあなたがいるのよ。   玄関の鍵を閉めるたび、   あなたがすぐ後ろに立っている気がして……   思わず、振り返ってしまう。 馬鹿みたいでしょう?   でも、...

義母が食器を洗ってるところを見たら やりたくなった

https://youtu.be/pbqKM0P4lO8 義母が湯上がりの髪をタオルで拭きながら、廊下を通り過ぎた。 石鹸の香りに少し焦げたようなシャンプーの匂い。あれが、俺の心を狂わせるのだ。   白いバスローブに包まれた肌が一瞬、リビングの明かりに照らされて艶めいた。   その姿を目で追ってしまったことに、俺は気づかぬふりをした。   いや、気づかぬふりをしたかった。 義母は俺の妻――由香の母親。   なのに、あの人の視線の奥にある色気が、俺の神経をじわじわ蝕んでくる。 「今日は寒いわね。お茶でも淹れましょうか?」 優しい声。年相応の落ち着き。   だが、俺にはそれがもう、毒だった。 夜が深くなるにつれて、リビングの灯りは義母の肌を柔らかく照らす。   少しだけ開いた胸元。脚を組むたびに揺れる太もも。   無意識なのか、わざとなのか。いや、俺が勝手に見てしまってるだけかもしれない。   ――でも、もう限界だった。 「…義母さん、」 声が震えた。自分でも聞いたことのない声。   義母は湯呑を持った手を止めて、俺を見た。 その瞳は、深い夜のように静かだった。   でも、たしかに俺を見ていた。 「……どうしたの?」 その問いに答えられなかった。   代わりに喉の奥から湧き上がったのは、罪の意識でも、後悔でもなく―― **欲望だった。** 俺は、妻の母に惹かれている。   その身体、肌、吐息までも、すべてが俺を狂わせる。 けれど、手を伸ばしてはいけない。   触れた瞬間に、全てが壊れる。家庭も、絆も、俺自身も。 それでも夜は静かに、その香りとぬくもりで俺を誘ってくる。   抑えても、押さえきれない。 「由香には…内緒よ?」 ふと、耳元でそう囁かれたような気がして、俺は震えた。   幻聴か、それとも―― 義母の笑みが夜に溶けていく。 俺の理性も、ゆっくりと。 義母の笑み――それはまるで何も知らぬ仏のように、静かで、穏やかで、残酷だった。 「今日は遅いのね。由香ちゃん、帰ってこない...

「雨の香りがする人」

https://youtu.be/4m6bAFmTmnQ あの人に初めて出会ったのは、雨の日だったわ。   会社帰り、駅前の喫煙所。私は傘も差さずに、煙草を一本、濡れながら吸っていたの。   びしょ濡れのまま立っている私を見て、彼は笑ったのよ。   「ずぶ濡れで吸う煙草って、美味しいんですか?」って。   そんなこと、聞く人いる? あの瞬間から、私は……気づかないふりをして、彼に引き寄せられていったの。 名前も、年齢も、家庭のことも、ろくに話したことはない。   けれど、彼の指が私の髪をなぞるとき、胸の奥にしまい込んでいたものが、ゆっくり崩れていった。   女としての自分なんて、とうの昔に終わったと思ってた。   でも彼は違った。   私の手首を、首筋を、まるで……長い旅の果てに見つけた宝物みたいに、大事に撫でてくれたのよ。 だけど、甘い時間は短かった。   彼には、妻がいた。子どももいた。   知ってたわよ。最初から、全部、わかってた。 それでも、週に一度だけ、駅前のビジネスホテルで会う約束を重ねた。   彼はいつも「この部屋、寒いね」と言いながら、私の手を握った。   私は「そうね」と笑って、何も聞かず、何も言わなかった。 でもある日、彼が言ったの。   「もう、来られないかもしれない」って。   ……来られない? それって、終わりってことよね。 ねぇ、知ってた?   人って、本当に終わりだと思うと、涙も出ないのよ。   ただ、内臓が全部、腐り始めたみたいに、静かに、痛くなるだけ。 私はあの夜、一人で雨の中を歩いた。   何も持たず、何も残さず、ただ雨に打たれて、煙草を吸ったの。 彼の匂いが、まだコートの襟に残っていた。   でもそれも、きっと雨が全部、洗い流してくれるわね。   ……ねえ、あなた。   私、あなたのこと、今でも時々、夢に見るの。   ...

叔母さんのダークな恋愛「夜の鎖と彼女の秘密」

https://youtu.be/b-1wYjS7hV0 叔母の名は美沙緒。彼女の瞳は、まるで夜の海のように深く、誰もがその奥に隠された秘密を覗きたくなる。町の誰もが彼女を愛し、恐れた。美沙緒の微笑みは春の花のようだったが、その裏には冷たい鎖の音が響いていた。 あれは私がまだ少女だった頃。叔母の家に泊まりに行くと、深夜、彼女の部屋から微かな囁きが漏れてきた。男の声だった。低く、まるで呪文のように甘く、危険な響き。私は息を殺し、ドアの隙間から覗いた。そこには美沙緒と、見知らぬ男。月光に照らされた彼の顔は、まるで死者のように青白く、しかし恐ろしく美しかった。 「美沙緒、約束は守るよ。だが、代償は重い。」男の声は鎖が擦れるような音を帯びていた。叔母は目を閉じ、ただ頷いた。彼女の手には古い銀の鍵が握られていた。それは、まるで彼女の心を縛る鎖の象徴のようだった。 翌朝、男の姿はどこにもなかった。叔母はいつも通り穏やかに微笑んだが、その目には深い影が宿っていた。私は勇気を振り絞って尋ねた。「あの男は誰だったの?」美沙緒は一瞬、凍りついたように動きを止め、静かに言った。「知らない方がいいわ。あの夜は私の鎖…私の秘密なの。」 それから月日が流れ、叔母は変わらず町に住み続けた。だが、彼女の周りでは不思議なことが起こり始めた。彼女に近づく男たちはみな、忽然と姿を消した。近所の男たちは囁き合った。「美沙緒は夜の魔物と契りを結んだのだ」と。 ある晩、私は再び叔母の家を訪れた。彼女は窓辺に立ち、月を眺めていた。その手には、あの銀の鍵。彼女は私を見ると、初めて秘密を解くように語り始めた。「あの男は私の愛だった。けれど、彼は人間ではなかった。彼を縛るため、私はこの鍵を受け取った。でも、鍵は私をも縛ったの。愛は鎖…永遠に解けない呪いなのよ。」 美沙緒の声は、まるで夜の風のように冷たく、しかしどこか切なかった。私は言葉を失い、ただ彼女の瞳を見つめた。そこには、愛と絶望が絡み合った深い闇があった。 今も、叔母の家を訪れるたび、夜の静寂の中で鎖の音を聞く気がする。美沙緒の秘密は、月光の下で永遠に輝き続ける。 恋愛マンガは、主に恋愛をテーマにした漫画作品で、登場人物たちの感情や関係性の変化を描いています。 https://www.amazon.co.jp/shop/influencer-316d999d/...

雨音に溶ける恋 ― 義理母と義理の息子 ―

ねえ、どうしてこんな気持ちになってしまったのかしら。   私は“お母さん”なのに……あなたにそんな目を向けられたら、女としての私が、目を覚ましてしまうじゃない。 あなたのお父さんと再婚して、もう五年になるわ。   優しくて、誠実で、でもちょっと不器用なあの人。最初はそれなりに幸せだったのよ。でも、あなたが大学から戻ってきたあの年の梅雨――すべてが少しずつ、変わりはじめたの。 「おかえりなさい、翔太くん。雨、ひどかったでしょ? タオル、そこにあるわよ」 玄関で濡れた髪をかき上げながら、あなたがふっと笑った。 「ありがとう、由美さん。あ、いや……お母さん、だよね」 その“お母さん”って呼び方が、どうにも照れくさそうで、私はつい笑ってしまった。 「どっちでもいいわよ。呼びやすいように呼んでちょうだい」 それが最初のすれ違いであり、運命のきっかけだったのかもしれない。 夜、リビングで並んでテレビを観るとき、ふとした瞬間に手が触れそうになる。   洗濯物を干していると、あなたがそっと横に立つ。   二人きりの空間が、あまりにも自然で、でも妙に息苦しくて。 そして、あの夜。   雨の音がひどくて眠れなかった私は、台所で温かいミルクを作っていた。   背後に気配を感じて、振り向いた瞬間、あなたと目が合った。 「眠れないの?」 「……うん、ちょっとだけ。雨、すごいから」 そのときのあなたの目には、優しさと、そしてもうひとつ、私を“女性”として見つめる何かがあった。   気づいてはいけないと分かっていながら、私はその視線を受け止めてしまったの。 ――これは、母と息子じゃない。   でも、心がもう、止まれなかったのよ。 その晩、私は翔太と向かい合って、カップに注いだミルクを渡した。   湯気の向こうに浮かぶ彼の目が、あまりにもまっすぐで、私の胸をざわつかせる。 「ありがとう……けど、由美さんも眠れなかったんだね」 「ええ……雨の音、胸に響いてしまって。年を取ると、余計なことばかり考えちゃうのよ」 「余計なことって……どんなこと?」 少しだけ、間があった。   翔太は、マグカップを両手で包みな...

『お義母さんの胸で、おやすみなさい』甘く柔らかな吐息とぬくもりに包まれて眠る夜。

……もう、目は閉じたかしら?   今夜もおつかれさま。   お義母さんの胸に、そっと身を預けて……そう。   今からね、不思議なお話を読んであげるの。   うとうとしながら、夢の中で続きを見るように……ゆっくりと、聴いてちょうだいね。   ――昔々、夜の森の奥に、一人の旅人がいました。 その人は、とても疲れていたの。   世界の重さを背負って、言葉少なに歩いてきた人。   心に小さな灯火だけを残して、迷いながら、進み続けていた。 そんな彼の前に、ある晩、小さな光が現れたの。 それは、風の音に混じって聞こえた、やさしい呼び声。   「こっちへおいで……あたたかい場所があるわよ」 声のするほうへ歩いていくと、   霧のむこうに、小さな家が見えてきたの。   月明かりに照らされたその家には、年上の女の人がひとり。 彼女は、白い湯気の立つミルクを手にして、こう言ったの。   「ようこそ、疲れた旅人さん。   ここはね、夢と現実のはざまにある、ただ一晩だけの、眠るためのお宿なの」 「……あなたのように、心に荷物を背負った人だけが、   迷いこんでくるのよ。ふふ……大丈夫、ここでは、もう何も背負わなくていいの」   彼はなぜか、すぐに信じられた。   その人の目を見たとき、心がふっと緩んだの。   そして彼女に導かれるまま、ふわりと敷かれたやわらかな布に身を横たえた。 「この胸に、頭を預けてごらんなさい……   今夜だけは、赤ん坊に戻ってもいいのよ」 彼女の胸元は、深くて、温かくて、   不思議と懐かしい香りがしたの。 まるで、遠い昔に確かにあった、愛されていた記憶のなかに、彼は沈んでいく。   「ほら……呼吸を合わせて……   ひとつ吸って……ひとつ吐いて……」 彼女の指が髪を撫で、背中をゆっくり撫でる。   そのたびに、意識は霞んでいって……   現実が少しずつ遠ざかっていくの。 「ここはね、眠りの森の入り口。 ...

あの夜の義母の声がね、まだ耳に残ってるんです。

「……義母さんの声がね、まだ耳に残ってるんです。   あれから何日経ったかなんて、もう正直どうでもいいくらいに。」 あの夜、俺はひとりで風呂あがりの廊下に立っていた。   夏の終わりで、まだ蝉がしつこく鳴いていて、   その声にかき消されるように、義母さんの部屋の戸が、ゆっくりと開いた。 「あら……まだ起きてたの?」 白い浴衣の裾を少しだけはだけさせて、   肩まで濡れた髪から石けんの香りがふわっと漂った。 「お酒……一緒に飲む? せっかくだから」 小さなグラスをふたつ。冷えた日本酒。   義父の仏壇に手を合わせたあと、義母さんは、少し笑った。 「最近、あなたの声が落ち着いてきたの。頼りがい、出てきたわよ」 ぽつり、ぽつりと交わす言葉のなかに、   俺の心は少しずつ、熱を帯びていった。 いつのまにか、距離は近づいていた。   風鈴の音がひとつ鳴ったあと、静かになって、   義母さんはこう言ったんだ。 「……黙っててくれるなら、少しだけ。あなたを甘やかしたいのよ」 その声がね、どうしようもなく艶があって、   耳の奥に入りこんで、離れてくれなかった。 細い指先が俺の手を包み、   吐息混じりの言葉が首筋をなぞった。 「こんなこと、ほんとは、だめなのよ……ねえ、わかってる?」 言葉の裏にある“本音”を、   俺は聞き逃さなかった。 あの夜の記憶は、   肌の感触よりも、匂いよりも、   義母さんの“声”として俺の中に焼きついてる。 朝になっても眠れずに、   繰り返し思い出してしまうのは、   彼女が耳元で囁いた、   あのひとことだ。 「……もう、忘れなさいね。これは夢だったのよ」 でも――   その“夢”が、あまりに甘くて、   あまりにやさしくて。   今でも、夜になると……耳が、疼くんです。 それからというもの、義母さんと目が合うたびに、胸の奥がざわついた。   食卓では...

ねえ、叔母さんが添い寝してあげる

夜の薄暗い部屋に敷かれた布団。その上に座る私の隣で、あなたはまだ緊張した面持ちで横になっている。 「ほら、そんなに緊張しないで……力を抜いて」 私はそっと微笑みながら、あなたの額に触れる。指先が汗ばむ肌をなぞるたび、あなたの肩がぴくりと揺れた。昔から変わらないわね。緊張するとすぐに顔に出る。 「ねえ、昔もこうして添い寝してあげたでしょう?」 私は布団の中へ滑り込み、あなたの隣に横たわる。髪を優しく撫でながら、あなたの鼓動を感じる。どくん、どくん、と早まるリズム。 「ふふっ、そんなにどきどきして……可愛いわね」 囁くように言うと、あなたはぎゅっと目を閉じた。私はそっと腕を回し、あなたの肩を引き寄せる。 「大丈夫よ。私に任せて」 「お叔母さんが、全部受け止めてあげるから……」 私はあなたの耳元にそっと息を吹きかける。肌が粟立つ気配に、思わずくすりと微笑んだ。 「こうしてぴったりくっついていると、昔みたいに安心するでしょう?」 柔らかな吐息が混じる距離で、私はあなたを優しく包み込む。 「おやすみなさい、可愛い坊や……」 私はそっと指を絡める。あなたの手は少し汗ばんでいて、けれどその温もりが愛おしい。 「こうしていると、私も安心するのよ」 まるで囁くような声で言うと、あなたの指が小さく震えた。 「昔はね、あなたが小さな体で私に抱きついてきたの。あの頃より、ずっと大きくなったわね……」 私はゆっくりとあなたの頬を撫でる。その肌の温かさに、懐かしさと切なさが入り混じる。 「大丈夫。何も心配しなくていいのよ……全部、中に出して」 私はあなたの首筋にそっと指を滑らせる。ゆっくりと、優しく。あなたの息が少し乱れるのを感じて、私は微笑んだ。 「ほら、もう怖くないでしょう?」 私はあなたの胸に耳を当て、どくんどくんと響く鼓動を感じる。 「ねえ、こうしてると、私たちだけの世界みたいでしょう?」 私はあなたの手を取り、そっと自分の頬に当てる。その手のひらの温もりが心地よくて、私は静かに目を閉じた。 「明日も、こうして一緒にいられるかしら?」 静かな空気の中、私はふと呟く。あなたの指が少し動いて、私の手をそっと握り返した。 「ふふっ、それならいいわ。お叔母さんは、あなたが望む限り、ずっとそばにいてあげる……」 私は優しく微笑みながら、あなたの肩を包み込むように寄り添った。夜の静けさが二人を包み...