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ねえ、叔母さんが添い寝してあげる

夜の薄暗い部屋に敷かれた布団。その上に座る私の隣で、あなたはまだ緊張した面持ちで横になっている。 「ほら、そんなに緊張しないで……力を抜いて」 私はそっと微笑みながら、あなたの額に触れる。指先が汗ばむ肌をなぞるたび、あなたの肩がぴくりと揺れた。昔から変わらないわね。緊張するとすぐに顔に出る。 「ねえ、昔もこうして添い寝してあげたでしょう?」 私は布団の中へ滑り込み、あなたの隣に横たわる。髪を優しく撫でながら、あなたの鼓動を感じる。どくん、どくん、と早まるリズム。 「ふふっ、そんなにどきどきして……可愛いわね」 囁くように言うと、あなたはぎゅっと目を閉じた。私はそっと腕を回し、あなたの肩を引き寄せる。 「大丈夫よ。私に任せて」 「お叔母さんが、全部受け止めてあげるから……」 私はあなたの耳元にそっと息を吹きかける。肌が粟立つ気配に、思わずくすりと微笑んだ。 「こうしてぴったりくっついていると、昔みたいに安心するでしょう?」 柔らかな吐息が混じる距離で、私はあなたを優しく包み込む。 「おやすみなさい、可愛い坊や……」 私はそっと指を絡める。あなたの手は少し汗ばんでいて、けれどその温もりが愛おしい。 「こうしていると、私も安心するのよ」 まるで囁くような声で言うと、あなたの指が小さく震えた。 「昔はね、あなたが小さな体で私に抱きついてきたの。あの頃より、ずっと大きくなったわね……」 私はゆっくりとあなたの頬を撫でる。その肌の温かさに、懐かしさと切なさが入り混じる。 「大丈夫。何も心配しなくていいのよ……全部、中に出して」 私はあなたの首筋にそっと指を滑らせる。ゆっくりと、優しく。あなたの息が少し乱れるのを感じて、私は微笑んだ。 「ほら、もう怖くないでしょう?」 私はあなたの胸に耳を当て、どくんどくんと響く鼓動を感じる。 「ねえ、こうしてると、私たちだけの世界みたいでしょう?」 私はあなたの手を取り、そっと自分の頬に当てる。その手のひらの温もりが心地よくて、私は静かに目を閉じた。 「明日も、こうして一緒にいられるかしら?」 静かな空気の中、私はふと呟く。あなたの指が少し動いて、私の手をそっと握り返した。 「ふふっ、それならいいわ。お叔母さんは、あなたが望む限り、ずっとそばにいてあげる……」 私は優しく微笑みながら、あなたの肩を包み込むように寄り添った。夜の静けさが二人を包み...

悶々とする夜の指先の記憶

──ふうっ……。 吐息がこぼれる。 しっとりと汗ばんだ指先が、ゆっくりと肌をなぞるたびに、ぞわりとした感覚が背筋を走るの。くすぐったいような、でも、たまらなく甘やかな疼き。 ──くちゅ……。 ああ、もう……自分でも分かるくらい、熱を帯びてしまっている。 誰にも見られていないはずなのに、何故か視線を感じるのは、きっと背徳のせいね。ドクン、ドクンと高鳴る鼓動が、まるで私に問いかけてくるみたい。 ──どうして、こんなに感じてしまうの? 静まり返った部屋に、微かな音が響くたびに、カァッと熱が頬に昇る。きゅん、と胸が締め付けられて、奥のほうでチリチリと疼く。 ──あぁ……っ。 たったひとつの刺激が、波紋のように広がって、身体の奥からとろけるような感覚が湧き上がるの。くちゅ、ぬるん、ひくひく……そんな音が、私の耳をくすぐって、心まで蕩けさせる。 やがて、全身を駆け巡る電流が、弾けるように広がって──。 ──びくっ。 その瞬間、全ての音が止まる。 息をのんで、私はただ、ゆるやかに余韻に浸る。 ──ぽた……。 滴る感覚に、今さらながら羞恥がこみ上げる。でも、もう遅いわね。だって、こんなにも……。 ──……くすっ。 笑いが漏れた。 私は、私を知ってしまったのね。 *** ──カリ……。 氷の入ったグラスを唇にあてる。じんわりと冷たさが広がり、熱を持った身体をほんの少しだけ落ち着かせてくれる。 「ん……っ」 喉を鳴らして飲み込むと、ひやりとした感覚が、さっきまでの熱をじわじわと打ち消していく。 ──でも。 指先に残る余韻は、まだそこにある。 頬杖をついて、窓の外を眺める。夜の闇が、しっとりと私を包み込むように感じる。 ──このまま、眠れるかしら。 ほんのりと火照ったままの肌をそっと撫でながら、私は、もう一度小さく息を吐いた。 ──ふうっ……。 このチャンネルのメンバーになって特典にアクセスしてください: https://www.youtube.com/channel/UCANloDiEE4STDHBpwP3HNLQ/join 「私が創作するストーリーは、単なる娯楽を超えた文学的な探求です。これらの作品は、人間の感情、欲望、関係性の複雑さを深く掘り下げるものであり、言葉を通じて美的な表現を追求しています。 恋愛マンガは、主に恋愛をテーマにした漫画作品で、登場人物たちの感情や関係性の変化を...

義理母の言葉責めに快感を感じてしまうMな息子

「……あなた、どういうつもり?」  静まり返ったリビングに、義母の低く張り詰めた声が響く。俺はソファに座らされ、真正面からその鋭い視線を浴びていた。  すべて知られていた。  妻を裏切っていたこと。  ほかの女と密会を重ねていたこと。 「まさかとは思ったけれど……証拠まであるのよ。ホテルの領収書、隠したつもりだった?」  義母がテーブルの上に数枚の紙を広げる。見覚えのある文字と数字が、まるで罪状のように並んでいた。 「言い逃れは……できないわよね?」  その声には怒りが滲んでいた。しかし、不思議なことに、俺の心を支配したのは恐怖だけではなかった。 「ふぅん……情けない男ね」  ため息交じりにそう呟かれると、なぜか体がこわばる。義母は俺のすぐそばまで歩み寄り、覗き込むように顔を寄せてきた。 「あなたね……自分がどれだけ愚かなことをしたのか、わかっているの?」  背筋にぞくりとしたものが走る。 「こんなにも優しい妻がいるのに……どうして、ほかの女なんかに溺れるのかしら」  指先が顎にかかり、軽く持ち上げられる。目の前には、義母の鋭い瞳。 「教えてちょうだい、ねえ……どんな気持ちで浮気をしていたの?」  言葉責め。理詰めの追及。  頭では恥辱と屈辱のはずなのに、心の奥底では別の感情が芽生えはじめていた。 「あなた、もしかして……叱られるのが好きなの?」  耳元で囁かれた瞬間、思わず息を呑む。 「ふふ……顔が赤くなってる。困ったわね、そんな反応をされたら、私……もっと意地悪したくなっちゃうじゃない」  俺の秘密が、義母に暴かれていく。 「ねえ……私の言葉で、こんなに熱くなってしまうなんて……あなた、本当に悪い子ね」  それは叱責か、誘惑か。  どちらにせよ、俺はもう逃げられない——。 「フフッ……私の声に震えてるわね。かわいそうな男……自分が何を求めているのか、もうわからなくなってるんじゃない?」  義母の指先が、ゆっくりと俺の頬を撫でる。その仕草はまるで慈愛に満ちた母のようでありながら、どこか意地悪な微笑みを含んでいた。 「私が……もっと教えてあげましょうか?」  喉がひくりと鳴る。拒絶しなければならないのに、声が出ない。 「ふふっ……どうしてそんなに怯えた顔をするの? あなたが望んだことじゃないの?」  まるで蜘蛛の巣に絡め取られるような感覚。  その言葉が、俺の理性を...

何も考えなくていいのよ、ただ眠って

あなたは、よく頑張りました。 誰にも言わなくてもいい。 ただ、あなた自身が知っていれば、それでいいの。 だから今は、何も考えなくていいのよ。 ふぅ……。 ゆっくりと、息を吸って。 そう、深く。 そして、ゆっくり吐いて。 ほら、それだけで少し楽になるでしょう? あなたの肩の力が抜けていく。 腕も、指先も、ふわりとゆるんでいく。 心地よい静けさが、 そっとあなたを包み込む。 ――遠くから、波の音が聞こえてくる。 寄せては返す、優しい音。 そう、何も考えなくていいの。 ただ、その音に身を任せて。 あなたは、波に揺られる木の葉のように。 そっと、ただ揺れていればいい。 まぶたが、少しずつ重くなる。 夜風が、頬をなでる。 優しく、心地よく。 静かな夜。 ゆっくり、ゆっくりと、 眠りの世界へ……。 私はここにいるわ。 あなたが安心して眠れるように。 そっと寄り添っているから。 もう、目を閉じてもいいのよ。 そう。 何も考えなくていいの。 ただ眠って。 おやすみなさい……。 どんなことがあった日でも、こうして夜が来るの。 それはね、あなたに休んでほしいから。 だから今は、何も考えなくていいのよ。 ただ、静かに横になって。 そっと目を閉じて。 ゆっくり息を吸って…… そう、深く。 そして、ふぅっと静かに吐くの。 あなたの胸が、ゆっくりと波のように上下する。 そのリズムに身を任せてみて。 ほら、それだけで少し楽になるでしょう? 肩の力が抜けていく。 腕も、指先も、ふわりとゆるんでいく。 重たいまぶたを閉じてもいいのよ。 ほら、聞こえるかしら。 遠くでさざ波が寄せる音。 波はね、ただ静かに揺れているだけ。 何も考えずに、ただそこにあるだけ。 あなたも、それでいいのよ。 今はただ、何も考えずに。 心地よい夜風が、頬をなでる。 やわらかな毛布が、あなたをそっと包み込む。 すべてを手放して。 このまま、静かに。 私はここにいるわ。 あなたが、安心して眠れるように。 そっと寄り添っているから。 さあ、目を閉じて。 何も考えなくていいのよ。 ただ眠って。 おやすみなさい……。 …… 静かな夜の中で、 あなたの呼吸が、ゆっくりと深くなっていく。 遠くの森でフクロウが鳴く声がする。 やさしく響くその音が、あなたをさらに深い眠りへ誘う。 波の音が、心地よく繰り返す。 あなたの心を洗い流すように。 もう...

中年女性の欲求不満で閉ざされた部屋

私はソファに座り、膝に置いた雑誌をめくるでもなく、ただぼんやりと眺めていた。外は薄暗く、夕暮れが窓辺に影を落としている。54歳になったこの身体は、もう何年も誰かに触れられていない。「夫は仕事ばかりで、私のことなんて見向きもしない」と、私は小さく呟いた。声に出してみても、心の空洞は埋まらない。 キッチンで紅茶を淹れようと立ち上がった時、インターホンが鳴った。宅配便だろうかとドアを開けると、そこには隣に住む彼が立っていた。40歳くらいだろうか。白いシャツの袖をまくり、汗ばんだ腕が目に飛び込んでくる。「水道管が故障してしまって…少し水を借りられませんか」と彼が言う。私は頷き、彼を家に招き入れた。 彼がキッチンで水を汲む間、私はそっと背後からその姿を見つめた。汗で湿ったシャツが背中に張り付き、筋肉の動きが透けて見える。「こんな男に触れられたら、どうなるんだろう」と、私は思わず唇を噛んだ。この歳になって、こんなことを考えるなんて馬鹿げてる。でも、身体の奥が疼くのを止められない。 彼が振り向いて、「ありがとう、お礼に何か手伝えることがあれば言ってくださいね」と笑う。その笑顔が、私の胸を締め付けた。「手伝ってほしいこと? たとえば、この寂しさを埋めてくれるとか?」と、私は冗談めかして言ってみた。すると彼は一瞬黙り、私をじっと見つめた後、「寂しいんですか?」と低い声で尋ねた。 その言葉に、私の心が軋んだ。「寂しいに決まってるじゃない。夫は私を女として見てくれないし、この身体はただ朽ちていくだけよ」と、私は吐き出すように言った。彼が一歩近づき、私の肩にそっと手を置く。「そんなことない。あなたはまだ充分魅力的だよ」と彼が囁く。その手が、私の肩から腕へと滑り落ちるたび、肌が熱を帯びていく。 私は目を閉じ、彼の息が近づくのを感じた。「触ってほしい」と、私は心の中で叫んでいた。次の瞬間、彼の唇が私の首筋に触れ、熱い吐息が皮膚を這う。私は小さく喘ぎ、「もっと…」と漏らしてしまった。彼の手が私の腰を引き寄せ、ブラウス越しにその指が背中をなぞる。布越しでも、彼の熱が私の欲求不満を溶かしていくのが分かった。 部屋の中は静かで、私の荒い息と彼の低い呟きだけが響き合う。「誰も見てないよ。ここで全部忘れよう」と彼が言う。私は頷き、彼の胸に顔を埋めた。シャツ越しに感じる彼の鼓動が、私の乾いた心に水をかけるよ...

義父の愛撫に沼る私の媚肉

夜が更けるほどに、熱を帯びた鼓動が私の身体を震わせる。 「こんなこと、いけない……」 わかっているのに、逆らえない。 義父の指先が私の髪を梳く。優しく、そして確かに私を求める手つき。 「お前が、欲しい……」 低く掠れた声が耳朶をくすぐり、背筋に甘い痺れが走る。夫の父であるこの人を、私は拒むことができない。抗うべき理性は、もうずっと前に崩れ去っていた。 義父の腕に引き寄せられ、私はその胸に顔を埋める。広く逞しい胸板から、男の匂いが鼻をくすぐった。 「だめ……義父さん……」 弱々しい抗いは、もはや逃れるためのものではなかった。むしろ、彼の腕の中で溺れたいという私自身の願望が透けてしまっている。義父はそんな私の心を見透かしたように、ゆっくりと顎を持ち上げ、熱を帯びた瞳を覗き込む。 「ずっと我慢していたんだ……お前も同じだろう?」 その言葉に、私は何も言えずにただ目を伏せる。唇が重なるまでの一瞬が、永遠にも感じられた。 触れ合った瞬間、火がついたように求め合う。熱く、貪るように……。 身体が触れ合うたびに、義父の欲望と私の渇望が混ざり合い、もう戻れないと知りながらも、私はその炎に身を投じるしかなかった。 ??この夜が終わらなければいいのに。 そんな禁断の願いを胸に、私は義父に身を預けた……。 *** 指先が肌をなぞるたびに、痺れるような熱が全身を駆け巡る。 「……綺麗だな」 囁くような声に、鼓動が跳ねる。義父の手は遠慮なく私を確かめ、私の身体は彼の熱に応えるように震えてしまう。 「俺のものに……なってくれるか?」 躊躇いを込めた問いかけ。でも、すでに答えは決まっていた。私がここにいる理由、それを理解しているから。 「……はい」 自分でも驚くほど素直に、言葉がこぼれた。その瞬間、義父の腕がさらに強く私を抱き寄せる。 求める唇、絡み合う指先。肌と肌が触れ合うたびに、禁断の快楽が私の理性を溶かしていく。 「……もう離さない」 熱く囁く義父の言葉に、私はただ、深く身を委ねた……。 抱き枕は、特に快適な睡眠をサポートするためにデザインされた長い枕です。 https://www.amazon.co.jp/shop/influencer-316d999d/list/3SQGCSC9DX06F 魅力的な人妻は、容姿や服装、身だしなみに気を使っており、その美しさや洗練されたスタイルが周囲から...

部長の罠…夫の上司と過ごした夜

夫の上司・森田部長が初めて私の前に現れたのは、夫の会社の懇親会だった。五十代半ばの貫禄ある体格、低く響く声、そして厳格そうな顔立ちとは裏腹に、人懐っこい笑顔を浮かべる。夫は彼を尊敬し、心から信頼していた。 「奥さん、美しいねえ。こんな奥さんが家にいたら、仕事なんて手につかないな」 お世辞だとわかっていても、少し顔が熱くなる。その夜から、森田部長の視線が頭に焼き付いて離れなかった。 それから数週間後、夫の出張が決まり、一人の夜が増えた。そんな折、部長からの電話。 「困ったことがあれば、遠慮なく言ってよ。君は俺の部下の大切な奥さんなんだから」 その優しい声に、思わずほっとする自分がいた。 そして、ある雨の夜。夫の帰りがまた延びると知らされた私は、なんとなく寂しさを紛らわせたくて、部長の誘いに応じてしまった。 「一杯だけ。すぐ帰りますから」 そう言い訳しながら向かったホテルのラウンジ。落ち着いた照明の下で、部長は穏やかに微笑んでいた。グラスを傾けながら、私の悩みをじっくりと聞いてくれる。 「君はいい奥さんだよ。…でも、寂しくはないのか?」 優しく差し出された手に、指が触れる。その瞬間、背中にぞくりとした快感が走った。 「ダメ…こんなこと…」 けれど、強く握られる手を振り払えない。心の奥に押し込めていた欲望が、音を立てて崩れていく。背徳感が押し寄せるのに、肉体は逆らえなかった。 部長の唇が近づき、私はほんの一瞬だけ目を閉じた。そして、次に開いた時には、もう後戻りできない場所にいた。 次の日の朝、目が覚めると、隣には穏やかな寝息を立てる部長の姿。シーツの感触が肌に馴染みすぎていて、現実が重くのしかかる。 「どうしよう…」 夫の顔が浮かぶ。罪悪感で押しつぶされそうなのに、昨夜の感触がまだ残っている。あの手の温もり、囁くような声、支配するような視線。 私は何かを失ったのか、それとも、何かを求めてしまったのか。 揺れる心を抱えたまま、私はそっとベッドを抜け出した。 部屋を出ようとしたその時、背後から低く響く声が耳元に届いた。 「もう帰るのか?」 驚いて振り向くと、部長は私をじっと見つめていた。深い瞳に捉えられた瞬間、心臓が早鐘を打つ。逃げなければいけないのに、足がすくんで動かない。 「後悔してる?」 答えられなかった。正解がわからない。頭では「間違いだった」と言うべきなのに、胸の奥...

義母に秘めた想いと理性の狭間で揺れ動く息子

義母の艶やかな黒髪が、浴室の灯りに照らされて濡れたように輝いていた。 「お風呂、いただいたわ」 バスローブの裾を軽く押さえながら、彼女は静かにリビングへと入ってくる。湯上がりの頬は紅潮し、艶やかな素肌が僅かに覗くその姿に、俺は息を飲んだ。 義母と呼ぶにはあまりに若く、そして美しいその人。 父が再婚したのは、まだ四十に届かない女性だった。初めて対面した時から、俺は彼女に心を奪われていた。 「ビールでも飲む?」 そう言って微笑む彼女の指が、冷蔵庫の取っ手に触れる。白く細い指先が、俺の視線をさらっていく。喉が鳴る。いけないことだと分かっているのに、理性は彼女の香りに呑まれてしまう。 「俺が出しますよ」 立ち上がると、ふわりと彼女のシャンプーの香りが鼻腔をくすぐる。タオルで拭いたばかりの髪が肩にかかり、わずかに湿っている。無防備な仕草に、思わず指を伸ばしたくなる。 「ありがとう」 彼女の声は甘く、耳の奥に残る。 缶ビールを手渡すと、彼女はふっと息を漏らしながらソファに腰を下ろした。白い太ももが一瞬だけ覗く。 「あなたとこうして飲むの、なんだか不思議ね」 くすりと笑う唇に、俺は目が離せない。酔いが回ったわけでもないのに、胸が熱い。 「……義母さんは、綺麗ですよ」 口をついて出た言葉に、彼女がゆっくりと視線を向ける。 「まあ、そんなこと言われたの、久しぶり」 指でグラスの縁をなぞる彼女の仕草が、妙に艶めかしく見える。 いけない。 分かっているのに、俺の視線はもう、彼女の細い鎖骨に吸い寄せられていた。バスローブの隙間から覗く素肌。その奥にある、決して触れてはならない禁断の温もり。 「……そんな目で見られたら、困るわよ」 低く囁く彼女の声が、俺の理性を掻き乱す。 心の奥に秘めていた想いが、溢れそうになる。 だが、その一線を超えた瞬間、もう元には戻れない。 義母の指が、そっと俺の頬に触れる。 「どうしましょうね……」 その言葉の先にあるものを、俺は恐れ、そして――求めてしまっていた。 彼女の指先が、ゆっくりと俺の唇へと触れる。 「……こんな風に見られると、私も……」 義母の吐息が近づく。甘く、熱を孕んだ声が、俺の理性を溶かしていく。 バスローブの裾がわずかに乱れ、彼女の肩が滑るように露わになる。 「……試してみる?」 囁きとともに、指先が俺の手を導いた。禁断の温もりに触れるか触れない...

お義父さんとの夜に溺れて…

月の光が静かに差し込む和室。畳の上に敷かれた布団に身を沈めながら、私は自分の鼓動の速さを意識していた。  --こんなこと、してはいけない。  わかっているのに、心も体も逆らえない。  「……そんな顔をするな」  低く抑えた声が耳元をかすめる。ぴくりと肩が震えた。  「お義父さん……」  夜風が障子を揺らし、かすかな音を立てる。その静寂の中、彼の手が私の頬に触れた。  「怖いか?」  「……いいえ」  嘘だった。本当は怖かった。けれど、それ以上に、この瞬間が恐ろしいほど愛おしく感じてしまう。  義父の指先がゆっくりと私の唇をなぞる。その温もりに、体の奥がじんわりと疼き始めた。  「旦那に悪いとは思わないのか?」  「……思います」  素直に頷きながらも、私は彼の手を振り払えなかった。むしろ、その手にすがるように指を絡めてしまう。  「なのに……?」  彼の問いに、私は答えられなかった。  理性と欲望が絡み合い、もつれた糸のようにほどけない。彼の吐息が近づき、唇と唇が触れ合う。  「……後悔するぞ」  わかっている。だけど、もう戻れない。  彼の腕に抱き寄せられた瞬間、私はそっと目を閉じた??。  彼の唇がゆっくりと私の首筋をなぞる。熱を帯びた吐息が肌に落ちるたび、甘い痺れが背中を走った。  「……こんなにも柔らかい」  義父の声はかすれていた。その手が私の浴衣の襟元に触れ、ゆっくりと引き寄せる。ひんやりとした夜気が肌をなでるが、それ以上に彼の指先が熱かった。  「……お義父さん……」  思わず縋るように彼の腕を掴んだ。けれど、それすらも彼には求めているように映ったのだろう。  「優しくする……怖がるな」  浴衣の合わせがふわりとほどけ、彼の手が素肌に触れる。瞬間、体の奥がびくりと震えた。触れられるだけで、こんなにも熱くなるなんて。  ゆっくりと、確かめるように指が動く。肌を撫で、くすぐるように滑り、やがて深く入り込む。  「んっ……」  唇を噛みしめたが、耐えきれず声が漏れた。その声を聞いた瞬間、彼の動きが変わった。  「……もっと、お前の声を聞かせてくれ」  耳元で囁かれ、私は羞恥と快楽の狭間で溺れていった--。  彼の手がゆっくりと私の背中を滑り、浴衣がするりと肩から落ちる。露わになった肌に彼の唇が這い、くすぐるような感触に背筋がぞくりと震えた。  「綺麗だ……」...

「義父の指先が触れたとき」~夫の父に惹かれてはいけないのに~

夫の父に惹かれるなんて、あってはならないこと。 そうわかっているのに——。 義父は、夫とはまるで違う雰囲気を持っていた。 落ち着いた声、ゆったりとした仕草。 年を重ねた男性特有の包容力。 「お前は本当に気が利くな」 夕食の準備を終えた私に、義父が優しく微笑んだ。 夫の出張中、義父の世話をするためにこの家へ泊まり込んでいる。 それだけのはずだったのに、私はどこかで期待していたのかもしれない。 食事の後、後片付けを終えて居間に戻ると、義父がソファに腰を下ろしていた。 手にはグラス。 琥珀色の液体を揺らしながら、静かに私を見つめる。 「一緒に飲むか?」 少しだけ、とグラスを受け取る。 義父の指先が私の手に触れた瞬間、心臓が跳ね上がった。 「……驚いたか?」 静かな声に、私は思わず首を横に振った。 けれど、義父の視線が私の心の奥を見透かしているようで、視線を逸らす。 グラスの縁をなぞる義父の指。 その動きを無意識に追ってしまう。 「お前がこうしていてくれると、家が温かくなるな」 その言葉が、なぜか胸の奥をくすぐる。 「お義父さん……?」 呼びかける声が、わずかに震えた。 義父の手が伸び、そっと私の髪を撫でる。 「いい子だな……」 甘い吐息が耳元に触れたとき、私は身悶えるほどの熱に包まれていた。 魅力的な人妻は、容姿や服装、身だしなみに気を使っており、その美しさや洗練されたスタイルが周囲から注目されることが多いです。 https://www.amazon.co.jp/shop/influencer-316d999d/list/15VY2PH15IAMC

ちょっと、お義母さん……ナメコのヌルヌル、洗わないんですか?「ナメコを洗わない義理母」

「ちょっと、お義母さん……ナメコのヌルヌル、洗わないんですか?」   台所に立つ義母の背中を見つめながら、私はそう問いかけた。   鍋の中に直接、袋からザザーッとナメコを放り込む手つきは迷いがない。   「このヌメリが美味しいのよ。洗ったらもったいないでしょ?」   振り向いた義母は、にっこりと笑う。   やわらかな唇の端が上品に上がり、まるで少女のような可愛らしさを残している。   けれど、その瞳にはどこか艶があった。   「でも……」   私は言葉を濁した。   本当にそのヌメリが美味しいのか、それともただの手間を省いているだけなのか。   いや、そんなことはどうでもよかった。   私の視線は、鍋ではなく、義母の白く細い指へと吸い寄せられていた。   「ほら、味見してみなさいな」   そう言って義母は、箸でナメコをすくい上げ、私の唇にそっと近づけた。   ぷるんと震えるナメコが、義母の指の動きに合わせて揺れる。   その艶めかしさに、私は息を呑んだ。   「……熱いですよ」   逃げるように後ずさると、義母はくすっと笑う。   「大丈夫よ、ふーって冷ましてあげる」   そう言って、彼女はナメコを口元に持っていき、ふうっと優しく息を吹きかけた。   温かく湿った吐息が、私の頬にまで届く。   「さあ、召し上がれ」   私は、そっと口を開いた。   熱くとろけるような食感が舌に絡みつく。   ぬめりとともに、何か言い知れぬ甘美な感覚が広がった。   「……やっぱり、このままが美味しいでしょう?」   義母は満足げに微笑む。   私は何も言えずに、ただ頷いた。   それが、私たちの秘めた関係の始まりだった――。...

急いで、早くして、慌てないで「伯母の誘惑」

俺の名前は 涼介。26歳。   都内の小さな広告会社で働く、ごく普通のサラリーマンだ。   1年前、父が他界し、実家を処分することになった。母は俺が大学時代に病気で亡くなっていて、唯一の肉親だった父もいなくなり、俺は完全に独りになった。   家族という温もりを失った俺に「うちに来れば?」と声をかけてくれたのは、伯母の美沙だった。   美沙伯母さんは、母の姉で、現在 51歳。   俺が子供の頃から、とにかく綺麗な人だった。   母より3歳年上で、昔から色気のある女性で、周囲の男性からもモテていた。   伯父…つまり美沙伯母さんの夫は数年前に病気で亡くなり、それからは一人暮らしをしていたらしい。   「どうせ広い家にひとりでいるんだから、気にしないで」   そう言って笑う伯母に甘えるようにして、俺は彼女の家に居候することになった。       禁断の気配   伯母の家での生活は、思った以上に快適だった。   美沙伯母さんは仕事をしているけど、家事も完璧にこなすし、俺が帰る頃には温かいご飯を用意してくれる。   「涼介は好き嫌いなかったわよね?」   「まあ、基本なんでも食べるよ」   「ならよかった。たくさん食べなさい」   昔と変わらない、優しい伯母の笑顔。   でも俺は、時々 戸惑いを覚える瞬間 があった。   伯母さんは、家の中では 妙に無防備 だった。   部屋着はシルクの薄手のキャミソールや短めのルームパンツ。   何気なくかがむたびに、胸元がチラリと覗くこともある。   俺は できるだけ見ないように していた。   でも、どうしても意識してしまう。   伯母さんが、 「女」 に見えてしまう。       運命の夜 ...

40才のときに同窓会で再会した元彼と1回だけ浮気

人生の半分以上を生きてきて、感情がこんなにも揺れる瞬間が待っているなんて、誰が思うでしょう。四十になったばかりの春、同窓会の案内状が届いたとき、特に大きな期待はしていなかったのに。 「久しぶりにみんなに会えるのは楽しみだけど、もうこういう会には慣れちゃったわね」なんて夫に言いながら、心の奥底では、ちょっとした興奮があったのかもしれません。でもまさか、あの人が来るとは……。 同窓会会場のホテルに着いて、懐かしい顔たちが次々挨拶を交わしていく中、私は、あの頃の自分に戻るような居心地の悪さを感じました。昔から、無理に笑顔を作るのは得意じゃなかった。けれどそれが不意に消えたのは、部屋の向こう側で彼を見つけたときです。その瞬間、胸の奥にしまっていたはずの感覚が、波のように押し寄せてきました。 彼が歩み寄ってきたとき、なぜか息が詰まる。変わらない優しい笑顔、「久しぶりだね」という声。二十年以上も経っているのに、少しもあの頃と変わらない。それなのに私の心は、あの時よりもずっと落ち着かなくなっていました。 その夜、みんなで遅くまで飲んで語り合った後で、彼と二人、ホテルのバーに移ったのは、もう誰の目から見ても自然な流れだったのでしょう。会話は昔話ばかりでした。あの頃、お互いが何を考え、どうして別れたのかなんて、もう気にならないようなフリをして。だけど、彼の目が私を見つめるたびに、言葉にならない感情が胸を締めつけてきました。 「今日は泊まっていくの?」彼がそう聞いたとき、私は一瞬答えに窮しました。「ううん、もう遅いし帰るつもり」そう返した声が、自分でも驚くほど震えていたのを覚えています。でも、そんな私の弱さを見抜かれたように、彼が微笑むと、全てを崩されるような気がして目をそらしました。 それからのことは、あまりにも自然で、逆に恐ろしく思えるほどでした。気づいたときには、彼と一緒に部屋の扉を開けていました。薄く灯るランプの明かりの中、私はこれまで守り続けてきたものが、じわじわと崩れていく音を感じていました。彼の手が私の腕に触れるたび、心の中で警鐘が鳴る。それでも、止められなかった。身体よりも、心が求めていると、そう思い込んでいたのかもしれません。 その夜の出来事が、私にとって何を意味するのか、その時はまだわかりませんでした。ただ一つ分かっていたのは、戻れない瞬間に立ち会っているということ...

禁断の恋:親友の母との秘密の関係

彼女と最初に出会ったのは、大学の休暇中で地元の親友を訪ねたときだった。彼女、つまり親友の母親は、その頃まだ四十代半ばで、艶やかさを失うことのない女性だった。 黒髪を後ろでまとめた姿はどこか和やかでありながら凛とした雰囲気を漂わせていた。その初対面の際、俺は彼女から目を離せなくなった。それが「好奇心」という軽いものだったのか、あるいはもっと踏み込んだ感情の芽生えだったのかはわからなかった。ただ、瞬間的に何かが心の奥で動いたことは確かだった。 最初の頃はただの挨拶にすぎなかった。「久しぶりね」「大きくなったわね」という親しい友人の母親らしい言葉を交わす程度。それ以上のものを期待する理由もなかったし、すべては穏やかな日常の一部にとどまるはずだった。 けれど、親友が家を空けたある夕方、彼女と二人だけになる機会が訪れた。親友が急な用事で外出し、代わりに俺が留守番をするよう頼まれた時だ。薄暗くなり始めたリビングで、彼女と並んで座った。窓の外からは遠くで鳴る蝉の声と、夏の夕立の予感を含んだ湿った風が吹き込んでいた。 「一緒に夕食をどう?」と彼女が微笑みかけたとき、その目がわずかに揺れているのを見逃さなかった。彼女もまた、何かを抱えているのではないかと、その時初めて直感した。彼女の声がどこか寂しげに響き、胸の奥が奇妙なくらい締め付けられた。その食卓での会話は取り留めのないものだった。料理の話、親友の幼い頃の話。だけど、彼女との視線が交わるたび、俺の中で確実に何かが高まっていった。 それが始まりだった。偶然を装った出会いが少しずつ増えていき、言葉以上に視線で交わされる何かが大きくなっていったのを、俺も彼女も自覚していた。最初に触れたのは、ほんの軽い手の甲だった。夕方の食事を終えた後、皿を片付ける手が触れ合った瞬間、彼女の手が微かに震え、それでも引っ込めるのをためらった姿に、俺は完全に心を奪われていた。 日常の中に流れるこの禁断の空気は、俺たち二人を絡め取るようにしてゆっくりと支配していった。親友の帰宅時間を気にしながら、あまりに短くも甘美な時間を共有するたび、その罪の意識と欲望との狭間で揺れ動いた。彼女もまた同じようだった。親友である息子を気遣いつつも、彼女の視線の奥には明らかに抑えていない炎のようなものが揺らめいていた。 ある晩、親友が泊りがけの旅行に出かけたと聞いた時、俺は抑えき...

義母の肌

同居して一年が経つが、俺は今でも時折、義母の若々しさに驚かされる。    五十代とは思えないほど艶やかで張りのある肌。    スキンケアに余念がない義母の美しさは、まるで年齢を感じさせない。    「お風呂、いただくわね」    リビングでくつろいでいた俺の横を通り過ぎる義母の香りがふわりと鼻をかすめる。    彼女の細い首筋から肩にかけてのなめらかなラインが、何気なく視界に入った。    それは、思いのほか女らしさを感じさせるものだった。    俺は慌てて視線を外し、テレビの画面に意識を向けた。    ……なのに、その夜。    俺は、見てしまった。    浴室の扉が少しだけ開いていたのだ。    ふと通りかかった時、そこから漏れる湯気と共に、柔らかな肌がちらりと目に入った。    俺は息をのむ。    義母は湯上がりの肌をタオルで軽く押さえ、肩をゆっくりと撫でていた。    うっすらと水滴が光る鎖骨。    タオルの隙間から覗く、白く、艶やかな肌。    ――しまった。    見てはいけない。    そう思ったのに、足が動かない。    心臓が高鳴る。    すぐに目を逸らすべきだった。    だが、まるで何かに囚われたように、俺は動けなかった。    「……あら?」    義母の視線とぶつかった。    その瞬間、俺は弾かれたように踵を返し、寝室へと駆け込んだ。    ベッドに飛び込み、荒い息を必死に抑える。    ――見られた? いや、気のせいか?    冷静になれ。    そう自分に言い聞かせても、頭の中はさっきの光景でいっぱいだった。    義母の、肌。    柔らか...

夏の終わり、義母と二人

 セミの鳴き声が遠ざかり、風の音が涼しさを帯びてきた。八月の終わり。妻と子どもが妻の実家へ帰省し、家には俺と義母の二人だけが残された。   「しばらく静かね」    義母は笑った。妻がいないからか、少し気が緩んだような雰囲気だった。普段は家事に忙しい義母だが、今日は珍しくのんびりと過ごしていた。   「たまには、こういうのもいいですね」    俺が缶ビールを開けると、義母もグラスに冷えた麦茶を注いだ。夕方の縁側に二人並んで座り、静かに夏の終わりを感じていた。    日が落ちると、蒸し暑さが和らいだ。だが、まだ風は湿り気を帯びていて、肌にまとわりつく。   「お風呂、いただこうかしら」    義母は立ち上がり、部屋へと戻っていった。    俺はぼんやりと、さっきまで義母が座っていた場所を見つめた。小柄だが、ふくよかな女性らしさを持つ義母。五十代とは思えないほど肌が綺麗で、よく見ると指の動きや仕草が妙に色っぽい。   (……何を考えているんだ、俺は)    自分を戒めるようにビールを一口飲んだ。    ――それからしばらくして、義母が浴室から出てきた。    髪は濡れたまま、肩にかかっている。薄い浴衣をまとい、帯は軽く締めただけだった。襟元がわずかに開いていて、白い肌がちらりと見える。   「暑いわね……」    義母は首元を軽く仰ぎながら、うちわで扇いだ。微かに石鹸の香りが漂う。    俺は目をそらそうとしたが、できなかった。    浴衣の裾が揺れるたびに、太腿のあたりがちらりと覗く。濡れた髪が首筋に張り付いているのが妙に色っぽく見えた。   「……どうしたの?」    俺の視線に気づいたのか、義母は少し微笑んだ。   「いや……その……浴衣、似合いますね」    ぎこちなくそう言うと、義母はクスリと笑った。   「ありがとう。でも、昔みたいに綺麗に着こなせ...

娘の友達が私を惑わせる夜

第1幕:再会 ――冬の空気が肌に冷たく触れる夜だった。   美咲はコートの襟を立て、駅前のカフェの扉を押し開けた。仕事帰りに軽く温かいものでも飲んで帰ろうと、何気なく立ち寄った店だった。   「いらっしゃいませ」   店内はほどよい暖かさで、ホッとする香りが漂っている。窓際の席に座り、メニューを眺めながら、ふと過去のことを思い出した。娘の沙織が大学生だった頃、友人たちをよく家に連れてきていた。笑い声が響くリビングの光景が、今では懐かしい。   (もうあの頃から十年以上経つのね……)   そう思いながら視線を上げた瞬間――   「……美咲さん?」   不意に名前を呼ばれた。   驚いて顔を向けると、そこに立っていたのは、見覚えのある顔だった。   「涼介くん……?」   紺色のスーツに身を包み、落ち着いた佇まいの男性。娘の大学時代の親友、涼介だった。   「やっぱり美咲さんですよね。お久しぶりです」   彼は微笑みながら、ゆっくりと近づいてきた。   (こんな偶然ってあるの……?)   あの頃はまだ幼さが残る青年だったはずの彼が、今はすっかり大人の男になっていた。   「すごい偶然ですね。お一人ですか?」   「ええ、ちょっと仕事帰りにね……」   「もしよければ、ご一緒しても?」   ――その声は、かつての礼儀正しく控えめな少年のものとは違った。低く落ち着きがあり、どこか大人の余裕を感じさせる声だった。   美咲は戸惑いながらも、なぜか断る理由が見つからなかった。   「……ええ、もちろん」   彼は向かいの席に腰を下ろし、コートを脱ぐ。   「こうして二人で話すの、初めてですね」   涼介の穏やかな微笑みを前に、美咲の胸の奥がざわついた。   (どうしよう……私、こんな風にときめくなんて……)...